一般的な海外製スマートフォンの日本語化について

こんにちは。anです。 


本日は、海外製スマートフォンの簡単な日本語化について説明します。 


とはいえ、いかに海外製スマートフォンとはいえど中身はAndroidなので、実はそんなに難しくありません。Amazonなどで売られている海外SIMフリー端末も含め、大体のAndroidスマートフォンの日本語化は非常に簡単です。 


an個人としては、Xiaomiやoppoの独自チューニングされたAndroidは少し難しいと聞いたことがありますが、当記事でレビューしているもの、もしくはanが過去に使ってきたものについては、以下の手順で表示も入力も簡単に日本語化することができます。 


海外スマートフォンに興味があるけど、日本語じゃなさそう…と戸惑っているかたがいらしたら、是非参考にしてみてください。



日本語表示について 


近年のAndroidでは、Androidそのものが日本語をサポートしているので問題ありません。  


海外SIMフリースマートフォンを新品で購入した場合、購入者自身で初期設定をする必要がありますが、初期設定画面の一番最初で日本語を選択するだけでいいです。  


ここを押すと、言語選択の画面になるので、日本語を選択してください。




スマートフォンの初期設定は難しい…と思っている人もいるようですが、流れとしてはネット接続→アカウント登録/同期→各種利用に関する設定の流れです。


そして、Androidに関しては、潤滑な日本語できちんと表示されるのでそこまで苦労するほどのことでもないと思います。 初期設定の一番最初に日本語を選択すると、端末の表示はほぼ全て日本語になります。


設定項目などに関して、メーカーが手を加えた部分が日本語化されていないこともありますが、基本的な設定に関しては全て日本語で表示されるので問題ありません。 Androidとして使用する上では、何ら問題なく日本語化できます。



入力の日本語表示について 


海外SIMフリー端末は、純正で日本語のキーボードを備えていない機種がそれなりにあります。 


これに関しては、IMEアプリケーションで日本語化することができます。 最もおすすめする方法としては、google日本語入力をPlayStoreでインストールすること。  


これを加えて有効化すれば、日本語キーボードを使用して日本語で入力できるようになります。 


過去には様々なマッシュルーム(日本語IME)がありましたが、最も信頼性の高そうなもので言えば、やはりgoogle純正のアプリが一番ではないでしょうか。




ここから余談です 


 ちなみにanは、懐かしさからsimejiを長く使っていますが…一般にはあまりオススメできません。


Androidが3.x〜4.xの頃に、手軽に海外SIMフリー端末を日本語化できるIMEとして一部で流行ったアプリケーションです。


UIはiPhoneの純正IMEを完コピしたもので動作も早く、しかしクラウド変換機能によって本家iPhoneよりも多彩かつ賢い変換に対応した、表面上はものすごく使いやすいアプリです。今でも使いやすいものだと思います。  


anがオススメできない理由は…あまりにsimejiは不祥事のイメージが多すぎるから。  


一時期、Windowsで入力情報を無作為にサーバーに送信・蓄積していたということで、Baidu IMEが企業のPCから一斉に削除されたことがあります。これについて、simejiの開発元である中国企業baiduは不具合を修正した旨を発表しましたが… それまでにも、フリーソフトをインストールすると勝手についてきて勝手にPC本体に居座ったり、アンインストール時に猫メイドっ娘を召喚して利用継続を訴えたりと、さんざんやらかした経緯があります。  


人によっては、有名なHao123くらいのレベルで嫌う人も多いです。そのAndroid版が(勝手にインストールされて勝手に常駐することはありませんが)simeji…というイメージを持っているかたも多いのではないでしょうか。


今はまともなのか…と言われると、非ギークなanには不明です。もう真っ当なソフトウェア開発元になったものと信じたい。 


が…やはり一抹の不安があるので、通信はできるかぎり途絶させて使用しています。クラウド変換は使えませんが、インターフェースはとても使いやすいです。  


万人におすすめできる方法ではありませんが、日常使用ではgoogle日本語入力より直感的で変換も賢いアプリです…。  


個人的には、中国だから…と言う気は全くありません。現にanは、大容量バッテリースマホに惹かれてメインで使っているくらいなので。 


しかし、baidu simejiに関しては、同様のソフトで散々やらかしていた部分が”自信を持ってオススメ!”とは言い切れない歯切れの悪さを生み出しています。 






 逆に考えると…中国製ソフトウェアや中国製ガジェットなどにこの怪しさがなければ、もっと早い段階で世界中に中国製品が行き渡り、世界を圧巻していたかもしれませんね。そういう意味では、本当に惜しい存在だなぁ…と感じずにはいられません。


しかし、ここ最近のHuawei叩きの加速から、どんどんHuaweiから怪しさが少しづつ氷解していっています。これはとても自然な流れですが、Huaweiの怪しさ=中華スマホの怪しさがなくなると、それは単にローコストで性能ばっちりの素晴らしい製品でしかなくなります。


中国製品に正直さ・堅実さが加わると、価格が高騰するかもしれませんね。

大容量バッテリースマートフォンの記録

大容量バッテリースマートフォンについてあれこれ書いていくブログ。