こんにちは。anです。本日は、前回に引き続きChromebookについて。
とはいえ、anのスキル的にもスペース的にも、Chromebook/現状のChromeOSに関する全機能を説明することは不可能です。また、大容量バッテリースマートフォンを持っているanは、組み合わせてどういうふうな相乗効果があるのかなど、そこら辺を書かないといけません。
当記事は、anがChromebook+大容量バッテリースマホ(当記事内ではulefone power 5s)でどんな使い方をしているのか、一日分の使用方法を日記様に書いてみたいと思います。本当にちょっとした作業しかしないのですが、もしモバイル環境下での使用がライトなものであれば、参考にしていただける部分もあるかな…あればいいな…と思います。
Chromebookを中心とするanの持ち物
Chromebook本体に、大容量バッテリースマートフォン本体。そして、スマホとChromebook本体を充電するための充電ケーブル。そして、大容量バッテリースマートフォンに付属しているOTGケーブルです。
特に泊りがけの外出の際に、モバイルWi-Fiルーターやモバイルバッテリー、そしてセットになるそれらの充電器を持ち運ぶのはとてもストレスになります。外出時は荷物が小さいほうが良いと思いますし、フットワークも軽くておすすめです。
ChromeOSでブログを書いてみる
ブログには写真がつきものですが、anは基本的に写真撮影をスマホで行っています。使用アプリは主にfoodieを通しています。
これをgoogleフォトにアップロードしていきます。
光量の修正などは、googleフォトの純正機能しか使用していません。anは特に写真に対するこだわりもないのでこれで十分ですが、高度な写真編集や画像編集は、スペック的にもシステム的にも、あまりChromebookが向いているとは思えません。
しかし、スマホでできるレベルの簡単な編集で可であれば、Chromebookでも十分ですね。
ChromiumOSとの決定的な相違点として、anがブログ作成で強く感じている点としては、Androidアプリのインストールが可能になったことです。
これらのアプリはChromiumOSでは使用できず、英語のサイトで代替サービスを使うより他ありませんでした。しかし、Androidアプリが使えるようになったところで、作業性は大幅に向上しました。
写真に文字を挿入する場合は、Phontoを使用します。
ぼかし、モザイクなどもAndroidアプリで加工できるので、とても便利です。
ここがオープンソースのChromiumではできなかったことで、一台でAndroidアプリもChromeアプリも同居する環境は想像以上に便利です。
もちろん、加工アプリはスマホでも使用できる無料のものを使用しています。WindowsやMacのように有料のソフトウェアを購入する必要はありません。
文章は、Chromeアプリのcaret modを使用して書いていきます。
ChromeOSにはもともとのテキストエディタがプリインストールされていますが、ThinkPad+Cloudreadyの時の名残で、そのまま使用しています。
このテキストエディタはcaretを日本の有志が日本語化して提供しているもので、非常に高機能です。anには高機能すぎます(笑)
オフラインで入力から保存まで完了し、本家caretと同様にカスタムもできます(anは全くいじってません)。
オフラインで使用できるので、文章に集中するためにネット接続を切ったり、バッテリー消費を抑えるためにオフラインで使うのにとても便利です。なお、技術者のかたでも満足できる機能を持つエディタだと聞きますが、anのスキル的にはそこの良さを伝えることができません。作者のかたには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もちろん、調べものに関してはGoogleChromeを使用します。もう言うまでもないほど普及しているWebブラウザですので、ここは省略します。
文章をコピペしてブログのエディタに貼り付けて編集していきます。
スマホと同アカウントで同期しているChromebookであれば、勝手に写真がアップロードされていますし、手動でアップロードすればChromebookに反映されています。写真はgoogleフォトから取り込み、ドライブに保存。これをアップローダーに持っていって掲載します。
アフィリエイトコードなどの取得は、広告配布元のページへアクセスすれば問題なく行えます。
ここらへんの作業は、調べ物なども含めて全てChromeでできます。
もちろん、Chromeで…というより、Webを介した管理ツールなどはほぼ全て使用できます。googleアナリティクスやサーチコンソールなども、ショートカットで置いておけばワンクリックで使用できます。
ブログ運用程度であれば、正直ChromeOSのみで完結できるレベルに十分あります。
外に持ち出して使うChromebook+大容量バッテリースマートフォン
10000mAhクラスの大容量バッテリースマートフォンがあれば、そもそもテザリングでの電池消費をものともしないので、モバイルWi-Fiルーターは必要ありません。当然、モバイルWi-Fiルーターを充電するケーブル類一式も不要です。
大容量バッテリースマートフォンは、アクセスポイントとバッテリーバンクの役割を両方果たすものです。出力的に弱いのでガツガツ充電する感じではないですが、電源をオフにして繋いでおくと、遅いながらも充電できます。よって、モバイルバッテリーも、それを充電するケーブルも必要ありません。
従来のスマートフォンではあり得ない使い方でしょう。しかし、ただバッテリー容量が大きいものを搭載したスマートフォンというだけで、これだけ便利に使用できます。
スマートフォンは、テザリングのみを目的にした機器ではなく、携帯電話としての機能も求められるものです。テザリング自体が完遂できても、その後に使う電話やメール、ブラウジングなどに使うバッテリー残量がないと、モバイル機器として無意味ではないかと思います。
この点を大容量バッテリースマートフォン製品群は見事にクリアしており、長時間テザリングを使ったとしても、まだまだスマホとしての機能を長く使用できるくらい余裕を持っています。
モバイルWi-Fiルーターとして使用し、その後はスマホとしてきちんと駆動できるという恩恵は、大容量バッテリースマートフォンのネガティブなところである重量や可搬性などを考えても、十分にメリットがあります。
そもそも、スマホがいくら軽量でも、モバイルWi-Fiルーターやモバイルバッテリーを持つことによって荷物点数が増え、結果として重量増になるのであれば、重くても一つにまとまるスマホを一台持ち歩くほうが便利だと思います。
実際に充電してみるとき
もちろん、使いすぎてしまい夜には充電しないと…となるかもしれませんが、そんなときでもasus Chromebook C223NAと大容量バッテリースマートフォンはとても便利です。
ビジネスホテルなどではコンセント差込口が2つしかないところも多く、自分の家のように自由に多数の機器を繋ぐことができないケースも多いです。
また、カフェなどでは一つの席にコンセント差込口はたいてい一口のみです。
しかし、asus Chromebook C223NAと大容量バッテリースマートフォンなら、二口のUSB充電器一つで、一つのコンセント差込口だけで充電できます。
給電ユニットも小型化でき、荷物も少なくなり、そもそも本体の電池持ちが良く、使用するコンセント差込口も一口のみ。
大容量バッテリースマートフォンと、USB Type-C充電対応のChromebookは、特に泊りがけの遠出の際にとても有利です。もう、いろんな機器の充電コードが運搬中にぐちゃぐちゃになってゲンナリしたり、ビジネスホテルで充電するコンセント差込口が足りないといったシチュエーションは、この組み合わせでありえないでしょう。
レビュー後感想
まずなにより、ChromeOSとChromebookの軽さはいろいろな意味で革命的でしょう。前身のChromiumOSもとても便利で、anも長らく使ってきましたが、これにプラスして様々な機能が付加され、さらに多機能に…さらに使用用途が広がり、通常の使用ではほぼ死角がなくなってきたように感じます。
ブログを書いている人・書きたい人には特に、とてもオススメな安価なPCです。正直ブログ構築・編集程度で、著名な有料OSは必要ないのではと感じてしまいます。
このフットワークの良さは、外に持ち出してテザリングで使うだけでなく、Wi-Fi環境のある家の中で持ち運んだりするにも良いです。普段のデスクトップPCでするまでもない作業は、ダイニングでお菓子を食べながら…など、その軽さ・簡便さに加えて駆動時間の長さなど、タブレットの持つ気軽さがあります。
それでいて、やはりキーボードがきちんとした形で付いており、入力に大きな不満も出にくいPCとしての筐体はとても作業性がよく、その安定感や鍵打感は、タブレット+Bluetoothキーボードを遥かに上回ります(当たり前ですが)。
必要十分の境目は、ガジェット機器特にPCやスマホの場合、その人個人個人の使用シチュエーションや環境、願望などによって大きく変わってくると思いますが、anの使用環境下では十分実用して満足できるものでした。
もうWindowsはいらない…と言い切れるレベルには(anに使いこなす腕前など到底ないがために)到達していませんが、それでも、外出先での作業や日常の動作に困ることは一切ありません。
もうWindowsはますます使わなくなりました。スプレッドシートやワードであれば、簡単なものはgoogle docsで足りますし、ChromiumOSがアプリケーションの面で苦手だった画像の編集は、スマホでできる程度のものは全て一台で完結します。
取り回しのいい本体に、かなり使える機能を盛り込んだChromebookは、タブレットよりも深く使えてタブレットのように屋内外で気軽に使えるバランスを持ったとても良いデバイスだと思います。
そして、なにより安い。安すぎる…。大容量バッテリースマホもChromebookも合わせて5万程度でここまで持ち運べるので、安価にモバイル環境を構築したい人にもおすすめできる組み合わせです。
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