こんにちは。anです。
本記事では、本体のみでできるアプリの動きの制御や権限の許可/拒否による節電対策を紹介します。
特に中華スマホの場合、やはり世間的なイメージとしてはセキュリティ面の不安はあるかと思います(個人的には中国だけではないと感じていますが)。また、節電という観点からもバックグラウンドで作動しているアプリがあるのはあまり好ましくありません。
今記事では、これらを見つけるためのアプリと、本体のみでできる作業内容を書いていこうと思います。
1.不要なアプリのアンインストールと無効化
いかにシンプルな海外製スマホとはいえ、メーカーカスタムが全くされていないわけではありません。そして、その中には各個人が不要と思えるものも入っているケースはままあると思います。
アプリを管理する場合は、設定を開きアプリを選びます。
設定したいアプリを押すと、アプリ情報画面が出てきます。今回は、Y!カーナビを例として取り上げます。
アンインストールしたい場合はアンインストールを押せば、端末から完全に消去することができます。
ただし、プリインストールアプリの場合はほとんどアンインストールできなくなっているので、そのかわりに配置されている無効化ボタンを押すとアプリが停止します。
なお、それすらも操作できない場合は、本体のみの状態では何もできないので諦めましょう。
2.アプリのバックグラウンド動作の停止
アプリ情報画面では、アンインストール/無効化以外の細かい設定もできます。
無効化できないものや、使いたいけど普段は動かなくていいアプリに関しては、バックグラウンド動作を制限しましょう。
バックグラウンドでの通信を止める場合は、アプリのデータ使用量の項目を選んで、モバイルデータ使用をオフにします。
権限の項目では、アプリが使用できる端末機能を自身で設定できます。ただし、必要な権限を許可しないとアプリが正常に作動しなくなる恐れがあります。
ただし、作動に必要な権限はオフにしておいても再度アプリ側から聞いてきますので、別にオフにしても問題はありません。
3.開発者向けオプションの開放
開発者向けオプションとは、より細かな本体設定をする項目です。名前の通り、主に開発者に向けた設定項目なので、通常ではだいたい設定画面に反映されていません。
これを開放するには、設定画面から一番下の端末情報を開きます。
端末情報の中にあるビルド番号を連打します(確か10回ほどです)。
これを押すと、”デベロッパーモードが表示されました”という通知が画面上に現れて、戻ると開発者向けオプションが表示されます。
これで、開発者向けオプションを使えるようになりました。
4.開発者向けオプション内で有効と思われる節電対策
普段の使用に支障がない範囲であれば、アニメーション設定をオフにするのが良いと思います。
開発者向けオプションの中にあるアニメーション設定を選びます。
これを押すと、アニメーションの設定が出てきますので、これをオフにします。
アニメーションがなくなるので、若干カクついた動きになりますが、無駄な動作を省いているので端末の動きは軽減できます。よって、節電対策として有効かと思います。
また、端末内のバックグラウンド動作を一括して制限するものもあり、これは節電対策としては非常に有効ですが、一方でAndroidスマートフォンとしては不便な部分もでてきます。
LINEなどのチャットアプリが通知しないなどの問題が発生しますが、別に問題ないと思うなら試してみてください。
なお、an個人としては問題ないので設定しています。
設定方法は、開発者向けオプション内のバックグラウンド動作の制限という項目を選び、バックグラウンドプロセスを使用しないを選ぶと設定できます。
これでほぼ全てのアプリケーションが、バックグラウンドで作動しなくなります。アプリは自分で開いたもののみが作動するため、不便でありつつも端末の動きを最小限に抑えることができます。
正直、普通に使うぶんには多少不便でも、an個人としては問題を感じません。
5.中華スマートフォンならではの節電対策
海外製のOEM端末には、大抵google製のLauncher3というホーム画面アプリ(ランチャーアプリ)がインストールされており、これが初期画面になっているものが多いです。
また、キャリアが販売しているスマートフォンの中には、企業側やキャリア側が用意したホーム画面アプリがあり、これがバッテリーを消費する原因になっているものもありました。
ホーム画面の消費電力を測る場合は、バッテリーロガーとしてBattery MixをgooglePlayからインストールして、数日観察してみてください。
その際に、ホーム画面にしては多めにバッテリーを消費しているようであれば、別のホーム画面アプリを使用し試してみてください。
anはNOVA Launcherを使用しています。Launcher3のときに比べ、かなり動きが少ないのでバッテリー消費も少なくなります。
だいたい以上が、本体でできる節電対策としてanが行っているものです。これ以上となるとPCが必要になる場面も多々あると思います。
なお、当ブログで実機レビューする際には、これらの省電力設定を行った上で実使用した感想を書いております。
その1
その2
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