oukitel K7 実機レビュー

こんにちは。anです。


本日は、実際に購入し使用したoukitel K7のレビューを記載します。  


Amazonでも人気なのか、新興系中国メーカーの大容量バッテリー機としては日本でも割とメジャーな機種に思います。すでに持っておられる方も多いのではないでしょうか。


oukitelのいろんな評判を見て回りましたが、作りが堅牢で品質も並以上を維持しているらしく、殆どの機種は普段使いできるレベルにはあるようです。


特に日本語のサイトで多く目にするのは、oukitel K10000/proのレビューが多いですし、Amazonでもレビューは他の大容量バッテリー機に比べてポジティブな評価が多く書かれているように思います。


なお、本機種については技適未通過であり日本国内での使用は自己責任でお願いします。  

 


公表されている本体の性能について。


このような構成となっております。3週間程度実使用してこれらがどう影響するかを検証しました。  


なお、当サイトでのレビュー記事は、全て本ブログに記載されているスマホ単体での省電力設定を行った上での使用です。




梱包物の内容 


 まずは、届いた時に付属しているものなど。 


写真は公式サイトのものですが、これらは嘘偽りなく全て同梱されていました。


フィルムは出荷時に貼られており、ケースもソフトケース(半透明のシリコンバンパー)は同梱されていますし、OTGケーブルも充電器も入っています。コンセント口は中国の規格のものが入っていますが、コンセント変換を持っていれば中国製でも問題ありません。  


充電器は、通常のmicroUSB端子でした。通常より数ミリ長い中華系スマートフォンにありがちな充電器ではなく、好感が持てます。 


表面に最初から貼られているフィルムですが、手の脂がものすごく付着し残ってしまう作りになっているので、an的にはこれは別に付けてくれなくてもいいかなと感じます。また、ちょこちょこ気泡が入っているのが人によってはNGかもしれません。


ケーブル類に関してはとても良いです。特に、OTGケーブルが付属されているのはとても便利だと思います。



本体重さと外観  


an個人で計測したものになります。自前のクッキングスケールやL型定規を使っているので、多少の誤差は出ているかと思います。


本体寸法は約8cm×約16.9cm。厚さ約1.6cm。重量307g。

 


やはり重量級なので、ポケットに入れるとかなり異物感があります。カバンを普段から持ち歩いている人であれば、そちらに入れて持ち歩くほうが良いかもしれませんが、重いと言っても300g程度なので、ポケットに入れて持ち運ぶ事自体は可能です。 


 これが手帳型ケースに入れたところ。


 手帳型ケースに入れると、大抵の機種は嵩が大きくなりますがoukitel K7も同様でした。まるで細長いスケジュール帳のようです。 


確かに通常のスマートフォンより可搬性は悪いですが、最終的には慣れな部分が大きいです。anは慣れました。



カメラ性能 


 純正カメラアプリでの写真  


 SONY製のカメラのようですが、デバイス自体が数年前のもので高性能ではありません。接写時のピント合わせは苦手です。また、全体的に暗めに写るので、屋内や夜景なども苦手でしょう。


ただ、青白い画質が多い中華製スマートフォンにしては、赤色がそれなりに出ているようで写真にメリハリが出ているように感じます。


ただし、やはりここは有名なメーカーのハイエンドモデルと比べると見劣りする部分です。anは各種カメラアプリをインストールして使用していますが、頻度はfoodieが多いです。




操作性  


本機はIMEやランチャーなどを変更し、アニメーションをオフにしています。  


特にもたつきは感じられません。むしろサクサク動きますので、日常使用で困ることは皆無だと思います。むしろ、日常だと快適そのもの。 


oukitelに関しては、anの日常使用する範囲での遅延などはありませんでした。文字入力もブラウザも全て滞りなく動くので、全く不便を感じません。ゲームなどは不明ですが、少なくとも携帯電話としての使用範囲において支障をきたす事はまずないと思います。



ディスプレイ 


 本機はFHDを採用しています。細かいスペックは省きます。  


一般的な視聴に関しては、問題なくキレイです。 SDカードに落とした映画などもキレイに見えますし、値段を考えると驚きです。色味に関しても、an個人では特に思うところはありませんでした。



バッテリー実動


あくまでanの使用範囲です。主な使用方法としては、調べ物などのブラウジング・音楽や動画視聴・電話やメール・LINE・小型ツールへの充電など、使用環境としてはライトです。


普通の勤め人として、休憩時間以外はスマホを操作していない待機時間が含まれます。 バッテリー駆動時間は、あくまで使用する環境や非使用時の時間の長さなど、様々な要素によって大きく変わります。


なお、ほぼ待機のみ6日間で50%後半、休日などでナビや長時間のネットサーフィン、長時間のテザリングなどで酷使した場合は2日間程度と、使用する頻度によってかなりばらつきますので、参考程度にお願いします。


計測アプリにBatteryMIXを使用しています。  


10000mAhにしては短く感じる気はしますが、これはmediatek製のCPUは動くと電池を消費しやすい特性があるようで、画面も高画質な6インチ級のファブレットであることが原因かもしれません。また、DSDSのまま計測したのも原因かと思われます。


後半のGPSがオンになっているところは、Yカーナビでナビを使用したところです。


若干ですが、スリープ中に電力を消費している傾向が見られます。これを設定で解消できたらかなり電池持ちは変わってきますね。 ただし、普通に2日以上は持っているので、通常のスマホと比べると格段にバッテリー持ちは良いです。


気になる点としては、15%以下で起動できるバッテリーセーバーの効きがあまり良くない気がします。それ以外は満足できる電池持ちでした。




レビュー後感想  


oukitelKシリーズに関しては、2016年からずっと使っています。正直、初期のK10000がシンプルで好きでしたが、年々ハイスペック化しているのでその分電池を食う仕様になってしまったのは寂しく感じなくもないです。 


しかし、それにしても普通のスマホよりは確実に長持ちするので、ハイスペック化による影響が少々出ているな位しか感じないのも事実です。実使用でこれだけ駆動するので、日常生活でほとんどバッテリー残量の心配をする必要がなく、長くスマートフォンの機能を使っていられるのでとても便利です。


操作性も良好です。また、個人的体験では発熱なども並で、本当に使いやすく不安に思うことがない盤石の安定性を持つ端末だと思います。日常的不満はなく、実に使いやすい機種かと思います。


ただし、防水防塵機能は全くないので、普通に町中で使うぶんには問題ないかもしれませんが、アウトドアフィールドだと厳しさを感じるユーザーもいるかもしれません。その場合は、上位機種のoukitel WP2をオススメします。  


この電池持ち…一度味わうと、通常のスマートフォンでは不安になる40%切りバッテリー残量表示へのストレスや、寝る前の充電など、普段当たり前になっていたことが全部なくなります。これは衝撃ですね。


それでいて、昔の中華製スマートフォンにありがちな安かろう悪かろうはなく、とても使いやすいですね。


デメリットはカメラと重量のみ。それ以上にバッテリー持ちが気になるって人は、ぜひ一度手にとって欲しいと思う機種です。10000mAhのザ・スタンダードな機種だと個人的には感じます。





大容量バッテリースマートフォンの記録

大容量バッテリースマートフォンについてあれこれ書いていくブログ。